ペットの病気には 5
ボタン状尾(スタッド・テイル)の処置と同じように、局所や全身の管理とともに生活管理も必要です。
ネコは神経質な動物で、孤独な生活を好む傾向があります。
環境が変わったり新しい猫を飼ったりしてその猫がその環境内に入って来ますと、その状態に慣れるまでに時間を要します。
時には全く閉じ込められた刺激のない生活をしているためにかえって神経過敏となり、毛づくろいを繰りかえし、激しく体をなめて頭や肩、時には全身の毛が抜けてしまうことがあります。
なめている部分の毛は赤褐色に変色し、皮膚は湿って発赤や発疹をしています。
四肢の外側のようになめることが可能な部分は局所的な脱毛や皮膚炎となります。
これが舐性皮膚炎です。
神経質に毛をなめて起こる舐性の皮膚炎の他に、頭や肩、時には体の各所に皮膚症状の無い比較的境の明瞭な脱毛をきたすものがあります。
神経性の脱毛と考えられています。