英語流行の時代
こんにちは。エキナセアも飲んだことですし、ブログを書こうとおもいます。
さて、大学の学術研究において、外国語の知識が必要なのはもちろんです。
これには各府県に外国語科特設の中学校を置くか、あるいは高等学校から外国語の学習を始めればよい、とされていました。
これに対して英語教育必要論の代表的なものとして東京高等師範学校英語部の発表した意見書の要点は次のようなものでした。
今日の世界において文化の多少なりとも進んだ民族は皆他国の言語を学んでいる。
他の長所を持って我の短所を補う必要ある場合はもとより、たとえ自己が優等の域に達した時も他の民族の文化発展に接触を保ち、その生活を理解することが人類の幸福を増進するに欠くべからざる条件である。
…また外国語学習が通商貿易など実用上の便益をもたらすはいうまでもなく、一般知能の訓練上教育的価値の多いとともに、自国語の洗練発達にも益あることもまた見のがすべからざる事実です。
実用価値の面からいえば、中学校で学ぶことで実社会に出てすぐ役に立つものはないといってもよいでしょう。
普通教育の目的は教養価値に求めなければなりません。
日本はやがて軍国主義の時代に入ります。
しかし中学校の英語は廃止にならなかったのです。
明治以来の伝統の強さのためでしょう。
第ニ次大戦後の英語流行は米軍占領下の一時的現象でした。