メール・プラールのモン・サンミシェル名物オムレツ
折った厚さが7~8㎝の大きなオムレツの起源は、19世紀末のこと。
当時、アンネット・プラールというおばさんが夫と一緒に食堂兼宿屋を開くようになった。ところが観光客
たちは、突然、思いがけないときにやってきて、空腹をうったえた。すぐできてボリュームのある料理はないか?と、考案されたのが、ビッグ・オムレツ。
ふつう、四人前で玉子八個とバター300gを使う。
赤銅の大きなボールに卵八個を入れ、あわ立て器で力強く混ぜる。全卵をあわがたつように力強くかきまぜるのが、ふんわりと焼きあげるコツ。もし家庭で作るなら、卵黄と卵白を分けてあわだてることと、フランスの料理書に書いてある。
十分にあわだったら、長い柄の大きなフライパンに300gものバターを溶かし、暖炉の薪の上にかざし、じっくり焼く。
味付けはバターだけのサッパリ・オムレツ。
フランスのバターは無塩が多いが、日本のバターよりも塩味の強い、有塩のバターを使っているので、ちょうどよい味になる。