印象派の画家たちが愛した町オンフルール
フランス北海岸でもっとも古い町、オンフルール。
セーヌ河口の小さな港町には、一五世紀末に建てられたという木造の鐘楼や、古い町並が残っている。
絵のように美しい細くて背の高いスレートぶきの家並、聖カトリーヌ教会、旧総督の館など、どれもこれもがしつとりと落ちついている。
19世紀には多くの画家たちが画材を求めてこの町に集まってきた。
オランダの画家ヨンキントは、ついには定住してしまったほど、この町を愛していた。
ボードレールが印象派の先駆者といわれる画家ブータンと出会ったのも、この町。
モネやコロ、クールベなどの、多くの印象派の画家たちをひきつけたのである。