ノルマンディ…シードル
ノルマンディの食卓に、りんご酒も欠かせない。
りんご酒には、シードルとカルヴアドスの二種がある。
りんごを発酵させてつくったシードルを、さらに蒸留したのがカルヴァドスである。
シードルは、ふつう小粒で酸っぱい品種のりんごを石臼でつぶし、そのまま数時間おいてから汁を搾り、二ヵ月間ほど樽に入れてねかせ、発酵させてつくる。
アルコール度三~五%の、軽い口あたりがシードルの特徴である。
シードルをつくるとき搾った滓は、乾燥させて牛の飼料にするか、もう一度水を加えて発酵させ、プティ・
シールドという、さらにアルコール度の低い飲み物となる。
これは、子供の飲み物になることが多い。